2014/10/05

Yさんと話したこと




とても気さくで、いいおじさんのYさん。

10年近く精神科の病棟に入院していて、このほど退院した。

そんな、Yさんとゆっくりと話をする機会があった。

Yさん「俺は、シャワー派だから風呂には入らない」

   「それと、風呂は火曜日 と金曜日に入るんだ」


堀川「シャワーもいいけど、ゆっくりお湯に浸かると疲れも取れるよ」


Yさん「いや、俺はシャワー派だから冬でもシャワーだけでいいんだ」と・・・


その理由を、時間をかけて聴いてみた。

すると、

入院中は、毎週火曜日と金曜日にしかお風呂に入れなかった。

最初は、暑い夏などはシャワーだけでもしたかったがそれもかなわなかった。

そのうちに慣れてしまい、逆にお風呂は火曜・金曜に入るもので他の日に入る必要はないと

思うようになった。


そして、シャワー派になった理由。

入院して初めてのお風呂の日。

お湯も替えないで、大勢の入院患者が入るお風呂はとても不潔に思えた。

その初日から、「絶対お湯には浸かれない」と思ったと・・・

だから、Yさんは入院中の約10年間は寒い冬でもお湯に浸かることはなくシャワーだけだった。

いや、退院した今でもシャワーだけでお風呂には入らないのだ。


病気を治療するための入院なはずであるはずであるが・・・

先進国のなかで、日本は精神科の入院期間が異常に長という

社会の理解がないからか・・・

退院してもその受け皿がないからか・・・

精神科の入院という事に対する考え方に、あまりにも違いがありすぎるようである・・・

それらのことに、しっかりと向き合いたいと考えている堀川です。










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