この「堀川の本棚」を始めたのは、私の日々のことや読んだ本の感想などを
紹介できたらと思い始めた。でも、だいぶ長い間本の紹介もせずにきてしまった。
したがって、今回は久々本の紹介をさせていただくことにする。
本のタイトルは「老いかたレッスン」、著者は渡辺淳一氏である。
特に、この本を読みたいと思い購入したわけではない。
お正月休みに暇を持て余し、仕方がないのでチョットどこかに出かけようと思い車を走らせた。
今年は正月の二日と言うのにかなりのお店がすでに営業していて、
普段とあまり変わらない様子だった。そこで、時間つぶしにはちょうどいいと思い出かけたのが
「本屋」さんだった。何か面白そうな本があったら買おうかと気軽な気持ちで、
営業中の本屋にはいってみた。本屋さんに入って一番目につく棚に、うず高く積み上げられて
いたのが、今日紹介する「老いかたレッスン」というタイトルの本であった。
きっと、それだけ老いを感じ始めた堀川のような年代がたくさんいるということのあらわれだろう。
タイトルが目に入り、初老を迎えた堀川が読むにはとてもふさわしい本に思え、すぐに手に取った。
本の帯には「年齢をとることは止められない。躰の衰えは自然の摂理。
でも、だからこそ、できることがある。それが「老活術」だ! 」とあった。
裏側には 「長く生きてみると、人生面白い。
邪念で若返ろう。
自伝を書く秘訣。
新しい名刺の使い方。
老いても女性とつきあおう。
定年後、老後こそ、外へ出よう !」と書いてある。
それだけ見てもまさに今の私には一番ふさわしい内容に思えて、すぐに購入した。
本は、ひとつのテーマが4~5ページなので、暇なときすぐに手に取り読むのにちょうどいい。
ただ、読み始めてだんだんと気持ちが暗くなった。というのは、定年後の60歳前後の男の人を
テーマにした項目がやたらに多くペーシがさかれていて、「定年後、出かけるところがなく困る。」
「時間をもてあまし、奥さんにはゴミだしやお風呂の掃除など、今までやったことがなかったことを
言いつけられるようになる」等々、身につまされるようなことがいろいろとかかれていたからだ。
しかし、読んでみて今感じているのは「歳をとり、身体が年々衰えて行くことをありのままに
受け入れる事が出来る自分であらねばならないという事なんだな~」と言うことである。
確かに、老いたからできることもあるが、老いたからできなくなることもそれ以上に多い。
それは、決してうれしいことではない。しかし
その現実を素直に受け止め、日々楽しく暮らすことが大切なのだろうと・・・。
その意味で、つらく悲しい現実も含めつづられているこの本書は、確かにタイトルどおり
「老いかたレッスン」なのであった。
堀川も、そのレッスンを受け、今後は「明るく楽しい日々」を心がけ、
一日いちにちを大切に過ごして行こうと思う今なのであります。
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