2014/12/31

2014年の仕事納め




今年の仕事納めは、12月26日(土)。

午前中はいつも通りに仕事。

午後は大掃除。

そして、午後3時には利用者の皆さんに堀川から

簡単にごあいさつ 。

そしてそして、僅かではありますがボーナスをお渡しした。

昨年は、とてもそんなこととはできなかった・・・

我「もえぎ舎」も少しづつ成長させて頂いている証でもある。

とにかく、今年もいろいろあった一年であった。

新年度の4月からは、相談支援事業を開始させて頂いた。

10月には、当法人念願のグループホームも開設できた。

そして、縁あって昨年から準備を進めてきた諏訪市での事業。

今年の8月に「特定非営利活動法人 ふぉれすと」が設立できた。

堀川は、月に1回のペースで諏訪に行き事業の開設準備をしている。

来年4月には、就労継続支援B型と生活介護の多機能事業所を

諏訪市に開設の予定だ。

堀川の仕事のフィールドは、主に長野県の須高地域であるが・・・

同じ長野県内でも約100㎞離れた諏訪市で事業を始めることになった。

障がい福祉に対して、思いを同じくする方々と様々に議論しながら

新しい事業を形作ろうという作業は、とてもやりがいを感じる仕事である。

「特定非営利活動法人 まいぺーす」と「特定非営利活動法人 ふぉれすと」は

同じグループ・兄弟のような関係でそれぞれの地域の障がい福祉を牽引

するような法人になりたいと・・・今、ひしひしと感じている。

さてさて、今年もこの「堀川の本棚」にお立ち寄りいただきました皆様

本当に、ありがとうございました。

来年も、可能な限り「特定非営利活動法人 まいぺーす」と

そうそう、「特定非営利活動法人 ふぉれすと」」と

そして、堀川の旬な情報をお伝えすべく

このブログにおいて、発信して参りたいと考えております。

なにとぞ、来年も変わらずによろしくお願いいたします。









2014/12/04

グループホームの支援の在り方




今年の10月1日付けで、当法人のグループホームの運営が始まった。

そこで、以前読んだ「グループホーム援助のポイント」を引っ張り出してみた。

久々に目を通すととても基本的だが、大切なことが書かれていて

あらためて大切な本だと感じて、しっかり読んだ。                            

発行は(有)Sプランニング。

編集は「障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会」である。

本の正式名称は

「スタッフ・世話人のためのグループホーム援助のポイント 詳細版」である。

当然のことながら、グループホームのスタッフ や世話人にはぜひ読んでいただきたい本だ。

もちろん、これからグループホームを開設したいと思う方にも

ぜひぜひ、読んで頂きたい堀川一押しの本です。   

    

2014/12/02

岡谷市の「希望の里 つばさ」さんに行く



11月28(金) 岡谷市にある、社会福祉法人つばさ福祉会に行ってきた。

「希望の里 つばさ」さんは、就労移行・就労継続支援B型・生活介護の

事業を行う多機能事業所である。

そこでは、就労B型事業が中心となって

利用者の工賃アップを積極的に行っている。

それに対し、長野県セルプセンター協議会としても

いろいろと支援させて頂いている。

この度、農業チャレンジ事業の支援が実った。

農業を通じて工賃アップを図りたいと言う「つばさ」さんに

セルプの事業化推進員が「カモミール」の栽培を提案した。

それを、積極的に取り組むことにした「つばさ」さんにたいして

様々な、支援の輪が広がった・・・

地域に根差した事業所の、とてもいい事例である。

耕作する畑を探していた「つばさ」さんに

岡谷市の農業委員会や農林水産課農政担当者が支援した。

担当者は、一生懸命に畑さがしに奔走してくれた。



遊休農地であった、その畑。

地主さんと畑を借りたい「つばさ」さんが上手くマッチングした。

借りた畑はだいぶ荒れていて、草だらけだった。

それを、つばさの利用者・職員・役員総出で手を入れた。

もちろん、地域の方々もボランティアで協力して頂いたという。

その結果が、上の写真の畑だ・・・。

広い、日当たりのいい、いい畑になった。

カモミールの栽培を提案した、セルプの事業化推進員は

栽培した、かカモミールの受け入れ先も紹介した。

株式会社カミツレ研究所は、農薬を一切使わずに栽培するという条件で

生産された、カモミールは全量買上げを約束してくれた。

それらの条件がそろったので、農業機械が必要になった。

「丸紅基金」に支援をお願いした。

丸紅さんは、支援する上でいろいろと調査したが

事業計画も実行性のあるものであり、確実に工賃アップにつながる事業であると判断した。

そして、下の写真の農機具が授与されることになった。





ビニールハウスや簡易トイレもよういしていただけた。



 そのようなことで、丸紅基金からの贈呈式があった。


 それらの立派な、農機具を贈呈されて

利用者・職員・役員・地域の方々みな喜んだ。

こんな、地域との関係素晴らしいと思う。

長野県セルプセンター協議会の役員として、贈呈式に立ち会わせて頂いた

堀川の感想です・・・