2016/11/28

「自閉症の僕が跳びはねる理由」




本の紹介をします。

今日、紹介するのは

「自閉症の僕が跳びはねる理由」 東田 直樹 著

この本は、7年前一度、紹介したことがある。

自閉症という障がいを抱える当事者

東田君が中学生の時

自分の内なる心を綴った本である。



昨日、長野駅近くにオープンした本屋さんに出掛けた。

その本屋さんで、「何か面白い本はないかな~」と棚をいろいろ見て回っていたのだが

そこに、懐かしいこの本が目に留まった。

「堀川の本棚」で7年前に紹介した時に買い求めた本は

誰かに貸してそれっきりになっていて堀川の手元にはない。

もう一度読み返そうと思い買求めた。

今回はまだ、全部読んでいないのだが早く紹介したい思い記始めたというわけである。

約30カ国で翻訳され、世界的ベストセラーというこの本。

「自閉症」という障がいが、この本を通じ身近になったらうれしい。




2016/11/27

美味 !





長野駅前周辺を歩くと、いつも行列が出来ている

ラーメン屋さんがある。

「美味いんだろうな~」と気になっていてたのだが

なかなか、その行列に並ぶ時間も、意欲もなく

その、おいしいと評判の「らぁめん」が食べられなかったのだが・・・。




 今日は、長野駅近くにオープンした書店に行く予定にしていたので

書店に行く前に「今日こそは!」と、その行列の最後尾に並んだ。

それは「味噌ラーメン」の専門店「 「らぁめん みそ家」さん。

ならんで、すぐに先頭の5人が店員さんの声で

店の中へ・・・

「お! これは早ぁ!」と思い中を覗くと

店内にもイスに座って待つ姿が・・・

20分程で、堀川も店内で順番を待つことに。

 

店内は、13席 のL字のカウンターのみ。

店員さんは男性2名・女性2名の4名。

忙しく動いている。

カウンターでは、みな無言で黙々とらぁめんをすすっている。

そして、待つこと20分。

食べ終わったお客さんが席を立ち、会計を済ませ店外へ

いよいよ堀川の番がやってきた「おひとり様どうぞ!」という声で

その空いた席に座る。

店内で待ってる間に店員さんに

あらかじめ注文を聞かれ

ほとんどの人が注文している「味噌らぁめん」を

迷わず注文してあった。

したがって、席に座ってからは5分程で

待望の「味噌らぁめん」が・・・



出てきた「らぁめん」はご覧の通り。

コクのある味噌らぁめんの上には

もやしと人参を炒めた物がのりその横には

炙ったチャーシュー

そして、たっぷりのネギとゴマ。



待ち時間が45分、食べる時間が15分のちょうど1時間。

行列が、にがてな堀川ですがそんなに苦痛でもなく

むしろ、職人さんの手際のいい動きに見惚れていて

アッという間の1時間でした。

そうそう、そのお味は「クセになりそうな、美味しさでした ! 」

時間にゆとりがある時、「また、おじゃまします~!」

2016/11/22

「研修会」のお手伝い





「退院後生活環境相談員・地域援助事業者等研修会」という

研修会が長野県社会福祉総合センターで開催され

少しだけお手伝いをさせていただいた。

というのは、当事者の立場での発表するMさんのサポート役。

長期にわたり精神科病棟に入院していたMさん。




その彼が、当法人のグループホームに入居し2年が過ぎた。

日中は「もえぎ舎」に通い、皮革製品製作に精を出している。

仕事も生活も充実し、彼らしい日々を送っている。

その体験を今回の研修会の場で相談員さんや事業者さんに

語って欲しいというのだ。

そんな依頼を2ヶ月前に受けた。

早速、Mさんに話すと「いいよ!」と快諾。


と言う訳で、この間いろいろと準備すすめ

今日、発表となった。

Mさんは、これまでのことを振り返り発表内容をまとめた。

堀川は、Mさんの承諾のうえ

グループホームでの生活の様子や

「もえぎ舎」での仕事の様子を写真におさめ

バワーポイントを使い発表資料にまとめた。

そして、本番。

Mさん最高!!

上機嫌のMさんと堀川でありました。






2016/11/20

「続獄窓記」





11月2日に、山本譲司さんの講演をお聴きした。

受刑者のなかに相当数の障がい者がいるという現実。

出所しても、迎えてくれるところも頼れる人もなく

また、罪を犯し刑務所に戻る事になる受刑者も少なくない現実。

その内容は、かなりショッキングな内容だった。

それをキッカケに山本氏の著書を読み始めた。

この場でも紹介した「獄窓記」「累犯障害者」に続き

3冊目となる「続獄窓記」。

山本氏の出所後の刑務所改革の活動について記されている。



塀の中には、大きな障がい者問題が隠されていたのだった。

 2冊目に読んだ「累犯障害者」は、

そこに記されているあまりにも苦しい現実に

 読み進むのがつらくなることがあった。

が、この「続獄窓記」は第一作の

「獄窓記」や「累犯障害者」に記された

重苦しさ感はあまりない。
 
むしろ、 筆者自身の改革向けての

エネルギーが伝わってきてワクワクさせられる。

そして、障がい福祉に身を置く立場として

「これらの問題から目を離さず取組む覚悟はあるのか」と

問われている気がしてならない。

その答えを見つけるためにも

もう少し、勉強をしようと思う堀川です。
















2016/11/19

「もえぎ舎祭り」開催




本日、「もえぎ舎祭り」開催いたしました。

大雨になるとの天気予報。

でも、てるてる坊主の願いが通じたのか

午前中は小雨程度

午後はその雨も止んだ。































豚汁にポップコーン。

フリーマーケットに皮革製品の販売。

そして、今年始めた畑の野菜販売。

雨を想定して、すべて建物のなかで行う。


今年は、野菜が高騰するなか

大根が一本100円。

白菜200円。

飛ぶように売れた。




もちろん、皮革製品の評判も上々。


古着や食器等のフリーマーケットも人気だった。


そして、いよいよ吉良さんのコンサート。


ケーナの良い音色。

そして、歌った歌った。


踊った踊った。

今年も、いいお祭りになったと・・・

手前味噌な堀川であります。

2016/11/17

「もえぎ舎祭り」開催予定




お知らせが遅くなってしまったが

恒例となった「もえぎ舎祭り」が

11月19日(土)午後1時より開催の運びである。

内容は、皮革製品の販売・自家製野菜の販売・フリーマーケット

ポップコーンに豚汁の提供等。

また、午後2時からは吉良ケ健一朗さんの

コンサートも予定している。

11月19日の土曜日の午後は

皆さん「もえぎ舎」へ

一同お待ちしております。


2016/11/16

「墨遊び」




楓舎で昨日11月15日「墨遊び」を実施した。

「墨遊び」とは、書道でも習字でもなく

文字通り、墨と筆を使用し自由に楽しむことで

ここ楓舎では、毎月1回の頻度で開催している。


大きな紙にそれぞれ思い思いの字を書いていく。




Sさんは、「笑う」を書きたいと・・・

Nさんは、「森のくまさん」。

 K君は、突然筆をもち「えがお」と書いた。



前回の作品を額装した。

 Tさんの「雲」。



Aさんの「水」。

散歩が大好きなKさんは「さんぽ」。

という感じでした。

2016/11/10

「累犯障害者」





「刑務所だけが、安住の地だった・・・・」という障がい者。

俄かには信じがたい言葉だ。

特に、障がい福祉を仕事としている身として考えた時

どうして、福祉の手が入らなかったのか気にかかる。



しかし、だからこそ著者はその問題を提起しているのだろう。

 「累犯障害者」山本譲司著。


「措置」から 「契約」になり

障がいのある方を主体とした「福祉」になりつつあると認識していた。

そんな、認識の甘さが

日々、福祉を論じている立場として恥ずかしい。


先日、「獄窓記」を読み終え、今「累犯障害者」。

これは、山本譲司氏の著作をすべて読んで

しっかりと勉強するしかない

そんな風に感じている堀川であります。


2016/11/08

「獄窓記」






11月2日の「累犯障がい者・高齢者の支援を考えるセミナー」で

作家で元衆議院議員の山本譲司さんの講演を聴かせて頂いた。

刑務所の現状と福祉等についての話。

衝撃的であった。

セミナー終了後に講師・シンポジストと関係者の懇親会があり

堀川もシンポジストの一人としてお招き頂いたので参加した。

山本譲司氏とお酒を酌み交わしい話をさせていただき

一段とその人柄に魅力を感じた。


 早速、「獄窓記」を買求め読んだ。

全く知らない世界が記されていた。

壮絶なその手記に感動するとともに

現在の刑務所の実情が見えてきた。

そして、それらについてあまりにも無知な自分に気づかされた。

今回のセミナー「累犯障がい者・高齢者・・・」

遅ればせながら、今後しっかりと勉強しようと痛感した堀川です。








2016/11/07

安曇野に出かける





安曇野の「穂高ビューホテル」で

クラフト展が開かれていると聞いて出掛けた



「安曇野スタイル」と題して、作品展の他ライブなども企画されているようであった。


ホテルに到着して早速、作品展が開催されている2階の会場へ

陶芸・絵画・ステンドグラス・皮革・織物・ガラスといった作品が

所狭しと並んでいた。

特に穴窯で焼成したという焼き締めの器に魅かれた。

もちろん他にも、いいものがいろいろあり

クラフト好きの堀川にはとてもいい一時であった。


天候はあいにく霧雨で肌寒かったが

木々は紅葉しとても鮮やかであった。

 


2016/11/04

「累犯障がい者・高齢者の支援を考えるセミナー」




11月2日(水)午後1時から

標記のセミナーが

「松本市浅間温泉文化センター」にて開催された。

作家・元士衆議議員の山本譲司氏の講演と

シンポジウムが開催された。

堀川もシンポジストの一人として参加させていただいた。


山本氏のお話しは、獄中生活のことも含め

非常に興味深い内容であった。


「誰も排除しない世の中」の構築が求められると痛感した。