2017/10/29

楓舎「てづくりマーケット」開催




10月27・28日の2日間

楓舎として初めての企画

「てづくりマーケット」を開催した。
 





 開催場所は、小布施町の「小布施蔵」





日頃製作している、皮革製品・手織製品・墨字Tシャツなどなど


展示即売を行った







また、革のペンカバーや手織のコースターを作るワークショップも行った



 開会式の後、全員で集合写真撮影

そしていよいよ開会!

開会前、一番気がかりだった来場者数だったが・・・


丁度小布施町は秋の行楽シーズンで

街は人でいっぱいになっていて

その流れで来てくださる方や

地道なチラシ配りの成果か

会場は人でいっぱい


2日間のイベントを無事終え

手ごたえ充分の結果に全員満足

これを励みに、2回3回と続けて行きたいと

夢ふくらむ「楓舎」でありました・・・









2017/10/23

「産業フェアin信州」に出展




10月20・21日の2日間、長野市のビックハットで

「産業フェアin信州」が開催され出展した。


 優良企業が数多く出店する中、当法人のような事業所の出展は

少々場違いな感もあるが

この様な企業との商談の機会はとてもいい刺激になる

今回も、いくつかの取引に関するお話しを頂くことが出来た




当法人は、「m&co」というブランドで皮革製品の製造・販売を行っているが

本来業務の障がい福祉事業の中の事業としてとらえると

とても狭義な捉え方になりがちである

というのは、障がい福祉事業が本来の主たる事業で

皮革製品の製造・販売は「障がい者の工賃稼ぎ」のための仕事

もっと言えば、障がい者の「内職的」な事業と捉えられがちである

しかし、当法人はその様な捉え方をしていない

皮革製品の製造・販売が主たる事業であり

その事業に携わる従業員に障がいのある人たちが多数いる

そんな言い方が適切であるのかもしれない

また、もし「内職的」な側面があるとすれば

我々がまだ未熟であるからであり

乗り越えるべき課題であるだろう

いずれにしても、当法人は「m&co」というブランドを

もっともっと育てあげることであり

障がい福祉というフィールドでなく

一般社会の中で通じるブランドとなることこそ

当法人最大の目標なのである・・・

働く障がい者の「工賃」を「給与」と呼べるようになるために。












2017/10/09

「裸でも生きる」の紹介




今回は、久々に本の紹介です。

山口絵里子著「裸でも生きる」。

以前、テレビの「情熱大陸」と言う番組で紹介されたことで知り

すごい女性だと、感銘を受けた。

その女性が、株式会社マザーハウスの代表山口絵里子氏。


「25歳女性起業家の号泣戦記」と副題があるように

若き女性の自伝である。

本の帯には、「バングラディシュで『援助』でなく

働く人たちが誇りを持てる仕事をつくる。

「途上国発ブランド」創造の軌跡! 」とある。


バングラディシュでのものづくりは困難の連続。

その中で、後戻りせず自分の信じた道を行く。

その姿に

堀川が久々の感動を覚えた本である。

「波乱万丈の人生」というなら

彼女とスケールこそ違うが堀川も負けていない。

自分の人生を思い返すとまさに「波乱万丈」の一言に尽きる。

いや、現在でも波乱の中で日々を送っていると言っていい。

そんな自分の生き様を重ねながら

本書を読んだ。

「バングラディシュの人たちが誇りを持てる仕事をつくる」の

「バングラディシュ」を「障がいのある」に読み替えてみる。

「障がいのある人たちが誇りを持てる仕事をつくる」。

これは、堀川が日々考えていること・・・


株式会社マザーハウスも設立して10年、大きく発展している。

「理念」「哲学」がとてもしっかりと

ピシッと一本通っていると言う感じ

「裸でも生きる2」「裸でも生きる3」もすでに出版されているという

遅ればせながら、それらも読んでみようと思う。