2016/12/28

仕事納め




今年も、残すところ3日となった。

本日、28日が当法人の仕事納めである。

今年も振り返ると、本当にいろいろあった

 ただ、当法人としては無事、1年が過ぎたという感想である。

新規にグループホームを開設したり

居宅介護事業を開始したり・・・と

事業の幅も少しだけ広くなった。


先日、須高自立支援協議会で

「地域生活支援拠点」整備の

意見交換会が開催され参加した。

「地域生活支援拠点」は、圏域ごとに

平成29年度中に整備すべきもので

その整備の検討が急がれる

これは、箱ものの整備という事ではなく

障がいのある方々が地域で安心した暮らしが出来るように

地域の資源を面的に整備したり

点的に整備をすることにある。



堀川の来年の目標は、須高の「地域生活支援拠点」 を

どのように整備していくのか・・・

そのソフト・ハードの両面から考える

ことであると勝手に考えているのです・・・。




さてさて、皆様には今年も大変にお世話になり誠にありがとうございました。

来年も何卒よろしくお願いいたします。


皆様、よいお年をお迎えください !!










2016/12/25

今年もあとわずか





今日は、12月25日のクリスマス。

メリークリスマス~です!!

今年も残すところあと6日になった。

今年もまた、何かと忙しい1年であったが・・・

小布施町で初めてのグループホームを開設できたこと

重い障がいのある方のためのグループホーム「すまいる」が開設できたこと

居宅介護事業所「まいすたいる」が開設できたこと

そして、「短期入所事業部」の事業開始ができたこと

が・・・「まいぺーす」としての今年の成果と言える。

それらのことにより、この地域の障がいのある方の暮しが

少しだけ豊かになった・・・かも

しかし、その成果は当法人だけでなし得たものではなく

むしろ、それ以外の多くの方々の協力があったからに他ならない。

今年もまた、実にたくさんの方々にお世話になった。

この場を借り、心よりお礼を申し上げたい。





皆様、今年一年本当にお世話になり、ありがとうございました。

何か、今年最後のブログ更新のような感じとなってしまいましたが

いやいや、今年の仕事納めは12月28日。

まだ、仕事が残っている

ブログもあと、2~3回は更新したいと考えています

ぜひ、お立ち寄りくださいませ !




2016/12/21

「北信農福連携研修」



12月21日(水)標記の研修会に参加し

飯山市に今年9月オープンしたばかりの事業所

「(株)フジすまいるファーム飯山」と

「中野市ぴあワーク 就労支援施設」を訪ねた。



就労継続支援A型事業所「(株)フジすまいるファーム飯山」は

雪深い飯山の地に農業経営する事業所としてオープンした。

建物は、飯山市より元「飯山市立岡山小学校」を借受けているという。


学校の職員室が事務所であったり、教室が休憩室であったりと有効に活用していた。

耕作している作物は、キャベツ・大根・人参・坂井芋(里芋の一種)など。

今は、坂井芋の出荷に追われている。


 正品と加工用に仕分け作業。


元校舎の廊下は広々と長く続く。


農家では、破棄してしまう親芋も、ここでは下処理してコロッケの材料になるという。


写真の雪室の中には大根が3t貯蔵されているという。

坂井芋の出荷を1月中には終了させて

2月からは、大根の出荷にかかる予定だという。

まだまだ、始まったばかりの事業所ではあり

課題は山積しているというが

事業計画もしっかりと立案され

数値目標も具体化されており

これからが楽しみな事業所である。



続いて、「中野市ぴあワーク」。

ここは、精神障がいの方を中心とした事業所である。

利用者平均工賃も平成23年度は、8,000円程度であったと言うが

現在では、20,000円を超えたと・・・


それは、地元の産業である「キノコ栽培」の企業への

施設外就労が功を奏した形だ。

こうして、いろいろと事業所を訪ねると

障がいのある方への支援と、就労支援施設として工賃向上について等

皆さん、とても前向きの取組んでいる様子が伺える。

地域であたたりまえの暮しの実現。

コツコツとした、積み重ねの中からそれは生まれる。


2016/12/18

「田りた麺之助」さんへ





中野市にある「田りた麺之助」というお店の

うどんが美味しいというので出掛けた。


 うどんの専門店だ。

丁度お昼時に行ったら、10名程の行列が・・・

行列が苦手な堀川であるが

ここは、美味しい物を頂くのであればと

じっと耐え、待つこと30分カウンター席が空き

そこに、案内された。


さすがに、うどん専門店。

メニューは豊富である。

店員さんは、2人

接客のおばさんが一人

厨房に店主らしき人が一人

注文したのは「ざるうどん」


これが、「ざるうどん」。

少し太めのしっかりしたうどんだ。

のどごしはつるつるシコシコで

しっかりしたコシがある

おいしい!

堀川の食べ歩き、お店リストにまた1つお店が増えた・・・


2016/12/16

販路拡大!!





当法人の皮革製品ブランド「m&co」

ありがたいことに、年々売上も右肩上がりで伸びている。

そんな中、又うれしいニュース。


この程、「セブンイレブン須坂馬場町店」で商品を販売して頂けるようになった。

これは、須坂馬場町店のオーナーさんと堀川がある事を通し知り合いになり

オーナーさんの思いと、堀川の思いがマッチングして実現した。


販売場所も、店舗入口の一番目立つ所。

願ってもない場所だ。

今は、まだフックに掛けられるキーホルダー等の小物が中心だが

今後は、名刺入れやペンケースなど少しづつ品揃えも充実していけたらありがたい。

とにもかくにも、セブンイレブンさんの店舗に

我「m&co」の製品を販売して頂けるようになったこと

また一つ、販路拡大の階段をひとつ登れたように思うのです。


2016/12/15

総合安心センター「はるかぜ」さんへ





中野市にある、総合安心センター「はるかぜ」さんを訪ねた。

「はるかぜ」さんは、「障がいをもつ方々とそのご家族に希望と安心感を

もって地域生活を送ってもらうために」という大きな目的をもって

平成28年4月1日に開設された。




国は、平成29年度末までに「地域生活支援拠点」を各圏域に整備するよう求めている。

「はるかぜ」さんは、まだ「地域生活支援拠点」という形にはなっていないというが

実質的な機能は十二分に兼ね備えている事業所である。

そして、「地域生活支援拠点」となる事が目的でなく、

障がいのある方やそのご家族が安心できる事業であるかどうか・・・である。



日本の障害福祉は「入所施設」に依存し続けてきたという歴史がある。

「入所施設」は、地域に替って障がいのある方の24時間365日、一生を支え続けてきたのだ。

そろそろ、地域は入所施設からのバトンを受け取りその機能を地域で実践する時である。

その実践の形こそが「地域生活支援拠点」なのではないだろうか。

当法人の活動エリアである、須坂市・小布施町・高山村の3市町村においても同じである。

地域で障がいのある方達の24時間365日を支えることが必要なのだ。


「はるかぜ」の野口所長は

「障がいを持った方々の自己決定、自己選択を尊重し、住みたい場所、住みたい人と

安心して地域生活できるよう支援します!!」と力強く言い切っていた。


そんな、力強さとバイタリティー、遅ればせながら見習いたい堀川であります。






2016/12/14

「長野ダイハツ販売(株)」さんへ





昨日は、松本市の「長野ダイハツ販売(株)」本社を

視察見学させていただいた。




堀川は、長野県中小企業家同友会の会員であり

その中の、「障がい者問題委員会」のメンバーでもあるのだが

今回は、障がい者雇用に積極的に取組んでいる企業の視察見学が企画され

現在5名の障がい者雇用されている「長野ダイハツ販売(株)」の見学となった


障害のある方達は、洗車や部品管理など

その障害特性や個性に応じた職場に配属され

「クルマが好きなので、毎日楽しい」と職場の様子を語ってくれた。






いろいろな業界で、個性や障がい特性を生かした

働き方ず広がっていくことが大切である

「誰でもが受入れられる社会の構築」が必要だ!




2016/12/12

「第7回ファーマーズ&キッズフェスタ2016」







標記のフェスタが、12月10日(土)・11日(日)の両日

東京の日比谷公園を会場に開催された。

長野県セルプセンター協議会としても

「長野県農福連携マルシェ」として

農業と障がい福祉の連携の必要性をアピールのため出店した。


具体的には、農業者と障がい者福祉事業所が連携して収穫された

野菜・果物などとワイン・ジャム等の加工品の販売が仕事

堀川は、昨日11日が担当だったので

朝早く家を出て、日比谷公園に向かった。


11日(日)午前6時の長野電鉄線小布施駅ホーム

大きな雪が降りしきる中の出発。

しかし、雪模様は長野市あたりまで

到着した、東京は肌寒い風が吹くものの晴天に恵まれる。


主催者の発表では、10日・11日の両日とも6万人の人出であったと・・・


 多くの人に訪れて頂き、今回の出店も大いに意義があったと思う。

高齢化が進み人手が足りない「農業」

それを支える「障がい福祉」

この連携はとても大切だと考えている。



ということで、午後4時閉会その後あと片付けを

終えて午後6時の新幹線で、トンボ帰りり堀川でありました・・・

2016/12/10

「ザワメキアート展」




12月8日から25日まで「長野市ホクト文化ホール」で

「ザワメキアート展」が開催されている。

今日、午後訪れた。




「ザワメキアート?」
 
障がいのある人が表現した作品に向き合ったとき

どこか心がザワザワとし

不思議な感覚を覚えるものがある

忘れていた  眠っていた  自分の感覚のどこかかが

くすぐられたり  揺さぶられたり・・・

そんな作品を展示します



という趣旨で開催されている展示会だ。







信州の障がいのある人の表現した作品が展示されている「ザワメキアート展」


それらの作品達を目の当たりにした時、何故か心が「ザワメク」のです。

そもそも、アート・芸術の世界では、基本的に障がいのあるなしは関係ないと思っているが

日常的に障がいのある方達との係ることを仕事としている立場から見た時

障がいのある人の作品や行動に、心が揺さぶられることがある

それは、とても心地いいものであったり  

或いは、ときに心地の悪い揺さぶられ方であったりすることもある・・・

もしかしたら、その揺さぶりに共感・共鳴し

この仕事をしていいるのかもしれない・・・と・・・思う時さえある。




今、堀川は日頃書きためた墨あそびの「書」で

Tシャツをつくるプロジェクトの立ち上げを準備中・・・

なので、いつか「アートするTシャツ」をこの場でお目にかけたいと思っております

項ご期待!! であります。


「ザワメキアート展」

  ・ホクト文化ホール 2016.12.8~12.25

  ・茅野市美術館   2017.1.5~16

    ・銀座NAGANO       2017.1.22~23

  の予定で展示される。 ぜひ、出かけて「ザワザワ感」を味わってはどうだろう。

















2016/12/08

認定証授与





この程、当法人「m&co」で製作した「鹿革ポーチ」が

須坂市の物産品として認定された。


長野県の山林は、野生の鹿による被害がとても多く、

様々な対策が講じられてつつ、人間との共存が模索されている

駆除された鹿は、大地の恵みとして「ジビエ」として活用も広がりつつある

しかし、皮は捕獲された山に捨てられたりすることも多く

まだまだ、その活用は充分とは言えない状況です

そこで、その活用を考えた取組みが「鹿革ポーチ」なのであります。


大きさは、幅19㎝高さが11.5㎝。

写真のとおり、色は黒。

バッグイン・バッグとして使用するには丁度いい大きさに・・・

鹿革は、古来より剣道の武具等として活用されたり

セーム革として、レンズを拭いたりととても貴重な物。

耐久性に富み、その手触りも柔らかくとても使いやすい革である。

ただし、牛革のような硬さはないので加工は難しい。

その、貴重で加工が難しい鹿革を丹念に手縫いで仕上げたのが

この、「鹿革ポーチ」です。

その取り組みを「須坂市商工会議所」が取上げていただいて

今回の、「信州須坂物産認定証」授与となった訳であります。

価格は、5,000円。少々高いかとも思われるかもしれませんが

一頭分の革から個体差もありますが、2個分取るのがやっとなのです。

商品は、須坂商工会議所・須坂市内のお土産店等で取り扱っています。

もちろん、「もえぎ舎」に直接連絡いただいても

お買求めいただけます。


信州の山々を駆け巡った、鹿革のポーチを

 ぜひ、お買求めくださいませ。

一生物、間違いありません・・・




2016/12/05

至福のひと時





師走に入った12月3日(土)

「長野県伊那文化会館」に出掛けた。

目的は SUPER JAZZ IN NAGANO  というコンサート

開演は、午後2時


その前に、腹ごしらえを

せっかく、伊那市に来たのだから

名物の「ソースカツ丼」を食べることに








 甘めのソースが分厚いカツにからんで美味しい

さてさて、食事を済ませて

「伊那文化会館」へ向かう



 さあ、今日のコンサート

ピアノの山下洋輔・サックスの坂田明


そこに、太鼓の林英哲

そして、特別ゲストとしてベースの鈴木勲という

超豪華メンバーのジャズライブだ

昔、山下洋輔トリオはよく聴いた

ピアノも好きだがエッセイも軽快で楽しい

一連の作品もほとんど読んだ

坂田明もよく聴いた

林英哲は「鼓童」時代に聴いた

そして、鈴木勲は

堀川が少しだけ、東京に居た頃

新宿「ピットイン」でよく聴いた

そんな、4名のセッションを聴くことが出来るとは

ホント、夢みたいだ・・・

と・・・いうことで、開演。

山下さんと坂田さんの絶妙なコンビネーション

そこに、林英哲さんの和太鼓が・・・

第二部には、鈴木勲登場し4名でのセッション。

とにかく、良かったのです。


 コンサートが終了しロビーに出ると

なんとなんと、鈴木勲さんが・・・

 サインをもらい握手もさせていただき

とても、いい時間を過ごした堀川でありました。












2016/12/01

本日、新規事業開始





本日、12月1日(木)当法人として二つの新規事業を開始した。

一つ目が、「楓舎」の生活介護事業。

二つ目が、短期入所(ショートスティ)事業だ。

昨年の10月開所した「楓舎」は

就労継続支援B型事業所としてスタートしたのだが

障がいの重度の方の希望も多いことから

生活介護事業も行う

多機能事業所として

新たにスタートした。

また、短期入所(ショートスティ)は

この地域において

多くのニーズがありながら

実現できなかった事業である。

これまで、そのニーズをこの地域でも

入所施設がその役割を担ってきた事業である。


そもそも、日本の障害者福祉は入所施設に依存し過ぎてきたと思う。

したがって、本来地域で担うべき様々な役割も

入所施設にまかせて来てしまったのである。

そのため、地域にその資源が生まれにくくなってしまっているのだ。

堀川は、入所施設否定論を唱えるつもりはない

しかし、依存し過ぎはよくないと考えている。

「地域で担えることは、地域で担う」これが大切だ。

それでも、地域で担いきれない難しい部分を入所施設が担う

そんな、仕組みづくりが大切なのではないだろうか・・・


そんなこんなで、本日より二つの事業が始まりました。

使い勝手がいい、地域の大切な資源として

育てていきたいと考えている・・・