2016/10/29

「すまいる」の今




9月1日付けで開所した

グループーホーム「すまいる」。

約2カ月が経過した。

平成26年10月に当法人としてはじめての

グループホームを開設して2年になった。

この間、地域のニーズが多いこの事業を

急ピッチで整備してきた。

今、「すまいる」を含め8カ所となった。


「すまいる」の定員は、5名。

現在3名が暮らし始めている。

あとの2名は現在、入居を前提に体験中。

11月中には満床となる予定だ。


「すまいる」の特徴は、建物全館バリアフリーとなっていて

車椅子利用の方でもOKというところである。

したがって、オープンの予定を知った

地域の相談支援専門員等から

たくさんの問い合わせをいただいた。

それは、「すまいる」をもう一棟作っても

足りないくらいの数なのである。

地域には、それだけ強いニーズがある・・・


この地域(須坂市・小布施町・高山村)では、

障がいのある方の「暮らす場」としての

グループホームが、まだまだ不足している。

とりわけ、重度の身体障がいのある方のグループホームは、

これまで皆無。

「すまいる」が初めてなのである。


『住み慣れた地域で、あたりまえの生活』

その実現には、まだだいぶ時間がかかりそうである。


2016/10/23

「エバーグリーンマーケット」




今日、10月23日(日)小布施町の

玄照寺の境内を会場に

「エバーグリーンマーケット」が開催された。

昨年に引き続き「もえぎ舎」も出店した。

参道の入口から本堂まで

様々な、店舗が軒をつらねた。

少々肌寒い天候にもかかわらず

会場を訪れる人出はとても多く

たくさん用意された駐車場が満杯で

駐車場に続く道が

渋滞がおきるほどに混雑していた。

堀川も訪れたのだが

肝心なデジカメを忘れてしまい

今日は、文章だけのご報告でした。

2016/10/21

「地域生活支援拠点」説明会




国は、障がい者の重度化・高齢化や「親亡き後」を見据え、

居住支援のための機能(相談、体験の機会・場、

緊急時の受入れ・対応。専門性、地域の体制づくり)を

地域の実状に応じた創意工夫で整備する。

ということで、平成29年度末までに

「地域生活支援拠点」の整備を

各地域圏域に求めている。


その求められる機能は

  1. 相談(地域移行、親元からの自立等)
  2. 体験の機会・場(1人暮らし、グループホーム等)
  3. 緊急時の受入れ・対応(ショートスティの利便性・対応力向上)
  4. 専門性(人材の確保・養成、連携等)
  5. 地域の体制づくり(サービスの拠点、コーディネーターの配置等)
 である。

堀川は、この「地域生活支援拠点」の整備について

大いに賛成である。

というのは、国が言うからでなく

それにより、障がいのある方達を支える地域づくりに

勢いがつくのではないかと 考えているからである。

もちろん、箱ものを作れという事でなく

地域で支えるというう事について議論し

仕組みを構築することにより

地域の支援力が増すと考えるからである。


今日、平成28年10月21日「須高自立支援協議会」で

「地域生活支援拠点」の説明会があり参加した。

この地でも、やっと

それらの議論が、テーブルに乗った。

2016/10/18

福祉就労強化事業




福祉就労強化事業 第7回推進会議が

本日開催され、出席した。

この会議は、長野県が「福祉就労強化事業」という事業を

「長野県セルプセンター協議会」に委託しており

長野県の担当者と受託側の「長野県セルプセンター協議会」が

事業の進捗状況について協議するものである。

堀川も副理事長という役を仰せつかっていることから

毎月一回開催の会議に出席すると言う訳である。


「福祉就労強化事業」とは、一言で言い表すなら

障害福祉サービス事業の特に

「就労継続支援B型」で働く障がいのある方達の

「工賃」を向上することが大きな目標となる事業と

いっていいだろう。


この事業に関係する職員スタッフは皆

精一杯、その目的達成に向け努力している

しかしながら、思うような成果がなかなか

見ることが出来ない難しい事業だ。


障がいのある方の「自立」にについて

いろいろな観点から論ぜられる。

「自立」と言っても幅広く

大きく分けても

精神的自立と経済的自立があるが

「就労継続支援B型」の工賃の向上を図るという

大きな目標には

それによる、障がい者の経済的自立ということがある。


障がいのある方達の収入はいくらあればいいのか?

これも、いろいろな意見があるが・・・

生活保護費位は必要であるという意見がある。

ひとつの目安として、その意見に堀川も賛成だ。


1つの例で考えてみよう


長野県の生活保護費は、おおよそ11万円位だとする。

障がいのある方はだいたい障害基礎年金を受給している。

2級年金は、月額にしておおよそ6万円ちょっとになる

11万円-6万円≒5万円 という事になる

その5万円という数字は、就労継続支援B型事業所で

支払いたい金額となる。

では、実際はどうか

平成27年度の長野県の平均工賃は15,000円チョットだから

ありたい工賃を5万円とすると、まだ3.5万円もの

開きがあるのだ。

長野県の平成29年度の目標工賃額が22,000円。

現実と、そうありたい金額とは大きな開きがある。

その溝を少しでも埋めたいと、

日々取組んでいるのですが・・・

まだまだ、目標が遠い現実です。

しかし、その問題から目を背けることなく

しっかりと、取り組んでいきたいと考えている堀川であります。

2016/10/11

ひとくぎり





今年12月1日の開設を目指し


2つの事業申請を

急いでいる

ひとつは、昨年10月オープンした就労継続支援B型事業所

「楓舎」で新たに生活介護を行い多機能事業所とするための申請

もう1つは、小布施のグループホームの隣で

新たに短期入所の事業を行うための申請だ


何故、その事業を行なおうとしているのか?

それは、地域にそのニーズがあるからである

それに応えるために準備を急いでいると言う訳だ


そして、この2つの事業が開始できるようになると

堀川がこれまで進めてきた一連の事業展開の

ひとつの、区切りを向えることになるからでもある


人が生きていく時、何よりも「暮らす場所」は不可欠だ

そのために、グループホームの整備は欠かせない

「暮らす場」が確保出来たら 次は、「働く場」の整備だ

遣り甲斐のある仕事は、人生を豊かにする

それと共に、生活に必要な収入の確保も大切だ

その収入で、買い物に出かけたり

遊びに出かけることも大事にしたい

それには、「居宅介護」や「移動支援」等のサービスも欠かせない

そして、地域での生活は

様々なリスクも伴うことも多々あるだろう

困りごとも出てくるだろう

そんな時、安心して「相談できる場」が必要になるのだ

そして、例えば一緒に暮らす家族が病気になったり

何かあった時など

どんな時でも、24時間365日

対応できる「短期入所」も必要となる

また、障がいが重く仕事が難しくても

出来る力を活かした仕事や活動の場も

必要だろう


というような訳で

今年の12月は、堀川にとって

ハード面においての

一つの区切りとなるのであります


「暮らす」「働く」「社会参加」「相談」の4つの

柱が、我が法人として

しっかりと揃う事になるからであります


したがって、これまでのように

慌ただしいほどのスピードで

新事業を展開していくことはもう終わりです

 これからは、その4本の柱に

日々磨きをかけて行く

それが、今後の仕事となります

だからといって、これからは隠居生活を

しようなどとは、毛頭考えておりません

誰かが、とめようとも

まだまだ、現役で行くつもりの堀川であります


















2016/10/06

「あったかい議」





本日、10月6日午後1時30分から

通称「あったかい議」の第5回目が開催された

正式名称は

「小布施町地域包括ケア推進懇話会」という

なにやら、難しい名前の会議である

要するに、小布施町においても高齢者率がすすみ

これまでのように、1人の高齢者を何人もの若者が支えるのでなく

肩車のように、若者1人でひとりの高齢者を支える時代

地域で様々な高齢者を支える仕組みづくりを

しようという会議である


我々が日々取り組む「障害福祉」仕事

究極的には「地域づくり」であると考えている

つきなみの綺麗ごとと言われるかもしれないが

「障害者も高齢者も子供も若者も、老若男女誰でもが

その人らしく生きることが出来る地域」を

築きあげることだと、考えている


それには、いろいろな仕組みと仕掛れづくりと

それによる、資源づくりであると堀川は考えているのです



2016/10/04

「歌声喫茶」




「歌声喫茶」という言葉をご存じだろうか。

もし、知っていたら年代的には

堀川とあまり変わらないかも・・・

今から、40~50年前

「歌声喫茶」というお店が

全国、あちらこちらにあって

店では、ギターやアコーディオンの伴奏で

歌詞カード片手に歌を唄う場だった

堀川が暮らしていたところは田舎だったので

残念ながら なかったが

それでも、何度か行った事がある



ということで、今月の「銀河堂マンスリーコンサート」は

「歌声喫茶」です。

出演は「こもれび」という女性2人のグループ

お二人はキーボードで、どんな曲でも演奏し歌ってくれる

今回は、参加型のコンサートという事で

「こもれび」の歌と演奏に合わせ

みんなで一緒に歌ってしまおう

という企画

集まっていただける皆さん

ひとつになって

楽しもうと言う訳である

このブログをお読みいただいているみなさんも

10月14日(金)午後7時

銀河堂でお会いしましょう

参加費は、ワンドリンク付1,000円です

楽しく過ごしましょう


2016/10/02

「全国陶器まつり」

 



「全国陶器まつり」が

長野市のエムウエーブの駐車場を会場に

10/1~10/10日まで開催されると聞いて

行ってみた


  
広い会場には、テントが立ち並び

全国の陶器で有名な産地の

お店がならんでいた




陶器に限らず、手作り品なら何でも興味がある堀川である

いろいろと見て回った

ここのところ、いろいろと忙しかったので

束の間の、息抜きというところ