昨日の11月24日(土)富士見町に行ってきた
先週の信濃毎日新聞に
「田村一二と一麦寮展」が富士見町で
平成24年11月3日(土)~11月25日(日)の予定で開かれているという
そんな記事を見て、興味を感じたので見に行ってみたのである
場所は富士見町の「八ヶ岳南の学校」(開校準備中)というところだった
その場所がカーナビにも入っておらず探すのに苦労した
あちらこちらで聞きながらやっとのことで辿り着いたら
そこは富士見町と言っても山梨県との境に近い
JRの中央線「信濃境駅」に程近い所にある民家で
近い将来、障害者関係の働く場やグループホームの開設を目指す
グループが企画したものであったらしい
田村一二氏と言えば、日本の知的障害者福祉の原点を築いた人の一人で
あの糸賀一雄氏らとともに中心的役割を果たした人であり
一麦寮を創設したひとであるのだ
画家、文筆家としても活躍した多彩な人であったという
展示会には、その田村氏の書かれた絵や書などの作品のほか
彼が書いた原稿なども展示されていた
また、一麦寮の寮生の陶芸作品や絵画等も展示されていた・・・
それらの、特に寮生の陶芸作品を見ると
我が旧友の関孝之氏が「風の工房」時代に取り組んだ作品たちにとても
近いものを感じさせられた
時代は違っても、何か共通するものが原点にあるように感じたのである
とてもいい作品展であった
でも少し慾を言うともう少しボリュームがほしかった
作品の一つひとつはよかったのだが
じっくり見ても10分もあれば見終わってしまうほどであり
片道2時間ほどかけて行った者としては
もう少しいろいろと見たかったと・・・少々心残りでもあった
前日の23日(金)には、上映会や吉永太市氏(元一麦寮寮長)による講演会も企画されていたらしい
きっと、それにも参加できていれば
充分すぎるほど満足できていたに違いない
とはいえ、まずまずの休日を過ごした堀川でありました・・・
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